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コラム・雑記ブログ

アンリアルライフ1万字考察【ネタバレあり】

この記事は、アンリアルライフ(UNREAL LIFE)のネタバレ・考察を多分に含みます!

 

5月26日。私はいつも通り、仕事をしながら委員長の実況アーカイブを見ていた。

アンリアルライフ、おもしろすぎでは…!?!?!?

早速手を出す私。ネットに落ちている考察も一通り読んでみることにした。
ほう、どうやら「特異点」やら「真実」というオタク深読み考察ゾーンがある…?
おもろいな…
へえ・・・

 

もうアンリアルライフのことしか考えられん

 

脳が勝手に考察を始め、全く仕事に手がつかない!!!!これが深読み大好きオタクという悲しい生物の末路である。

ということで、私なりの考察をいったんここにメモしておこうと思います!

一昨日アンリアルライフを知ったばかりのオタクが1日2日で考えた浅知恵考察なので、かる〜く読んでね!!

アンリアルライフ公式HPでレギュレーションを見る限り、ネタバレ厳禁でも考察禁止でもないようなので、ここに込み入った考察を書いても問題ないとは思いますが、もし問題ありましたらお知らせください!!!

 

(1)注意

この考察は「特異点」の「真実」の論文、それ以降の特殊イベントを踏まえての考察になります。マジでガチのネタバレなのでネタバレが嫌な方・何のことだかそもそも分からない方はUターン推奨です!!!!

また、すでにいろんなところで噂されているような考察(マリーが”epsilon”なのでは、など)に関しては一旦スルーします。ググってくれ!!!

ちなみに私は2021年5月28日現在、全ての実績は拾えていないし、やりこめてはいません!!!(知ったの一昨日だからな)これから詰めていきます!!!

この点をご了承の上で生暖かい目でご覧ください!

(2)結論

まず最初に、考察を経て出た私なりの結論を書いておきます!
断定の形で言い切っていますが、正しいかは知らん!!!!!!!!

【1】"アンリアルライフ"の実態
「アンリアルライフ(ハルと先生による共有□□□概念内での出来事)」は、いわばコンピューターがコンマn秒のうちに何万通りもの演算を繰り返す場のようなもの。
「外的因果に干渉(操作)」という、学者が求めている「正解」が出る(その結果が現実に出力される)ことをめざして、因果は繰り返される。

 

【2】「過去を見る力」について
ハル・先生の能力は「モノの記憶を見る力」ではなく、正しくは「繰り返された過去(環状因果)を「視」る能力」である。
そしてこの能力は共有□□□概念内(アンリアルライフ内)で最初から作動していたものではなく、何万回もの「失敗(環状因果)」を「視」て、クレイジーアイズ同様の能力が開眼したことで身についた能力である。
けして「ゲームをおもしろくするための便宜上設定」ではない。

 

【3】ヘキサマインド社の目的
「アンリアルライフ」は、「非現実(共有□□□概念)」から「現実(踏切前)」という外的因果に干渉し、「約束された結末(電車に轢かれるという環状因果)」を変えることができるか、という実験。
因果を操ることで「世界」を幸福にできるようになる未来を目標としている。

 

それぞれ、順を追って考察を書いていきます!!!

(3)大前提の情報整理

と、その前に論文などからわかる情報を簡単にまとめます。
これらを踏まえた上で次章で考察するぞ!

登場人物

ハル(神楽坂波留)
神楽坂博士の娘。アンリアルライフ前から学者らによって監視・何かしら手を加えられ「通信シナプス」が発達させられているっぽい。
自殺前、洗脳プログラムepsilonにより「ストレスレベルを限界まで引き上げ」られていたらしいが、これは直接脳に干渉されているのか。それともハルの周囲の人間関係を操作し、間接的にストレスを与えているのかは不明。
が、このゲームからは、あまり「脳をいじる」というなんでもアリ理論は使いたくなさそう?な美学を感じるので直接脳はいじってないかも。
「先生」との関係性がはっきりしないが、「記憶を操作されているが、先生が母親説」は若干ある。ラスト:緊急事態以降ハルを呼び捨てにしたり、なぜかハルが帰宅していないことを把握していたり、ハル自身先生と喋れる理由を「母親に似ているから」と述べているため。それに、共有□□□概念はおそらくだれとの間にでもできるものではない気がする。血統が同じでシンクロ率が高いからこそできたのでは?ともちょっと思う。ただし、先生が母親だった場合、「先生」というロールになるまでもなくハルに接触できるからそのへんの辻褄が合わない。何かしらの実験に失敗して、家族(ハル、神楽坂博士)のことを忘れてる?そうであれば博士が大切な人を失った、という記述とも整合性が取れる。

先生(涼川桜)
現在は教師だが元ヘキサマインド社の研究員。物理学・因果学をやっていた。
ハルとの間に「共有□□□概念」を作るために、「先生」という"ロール”でハルの学校に入り、接触していた可能性が高い。
*論文5枚目:涼川には気づかれずに共有□□□概念に侵食できそうだ。』より。おそらく共有□□□概念が自分とハルの間にできている(つくっている)こと自体は知っている(意識的)と読める。「アンリアルライフ」の建前上の計画自体は知っているが、ウェアラブル端末経由で他学者から干渉されている(真のアンリアルライフの目的?)には気づいていない程度の立ち位置だと思われ。

神楽坂博士
ハルの父親。「大切な人」をすでに失っているらしい。
自身も”□□□□□□(日本語6字)”内に失踪中。

ベルの飼い主
共有□□□概念内ではベルの飼い主というロールであるが、現実世界では因果学の学者の模様。
特異点ロッカー内の論文を書いたのは彼?あの論文はどこまでが「現実世界」で書かれたもので、どこからが「共有□□□概念内」で書かれたものなのかは不明。特異点ロッカー内空間が現実世界と共有□□□概念をつなぐ場所なのか?

その他人物
基本的にハル(プレイヤー)以外は全員「このアンリアルライフ世界」が実験の場であることは認識していると思われる。

先生がどこまで知っているのかはグレー。個人的には、図書館で自分の名前を思い出した時点で、これがヘキサマインド社が仕立てたループものの世界だと思い出したのでは?と睨んでいる。
ヘキサマインド社退職済みとはいえ、先生も「そっち側」ではありそう。

 

その他物理法則など

・外的因果へ干渉可能なミュータントマウス2匹は、後転的に目が赤くなった。(=クレイジーアイズ)

・クレイジーアイズの網膜には「因果特性無視」の可塑性を持つ色覚細胞が存在する。

・同様の結末を繰り返すことで、その可塑性を持つ色覚細胞ができ(クレイジーアイズ)、因果の観測が可能になる。(因果への耐性ができる。)

・ちいさな有機物(ex:りんご、えび)のみならず、世界そのものにも「個体因果性」がある。

・臨死体験により、通信シナプスは活性化する。

 

(4)考察

ここから、「結論」で提示した私なりのアンサーの解説をしていくぞ!

1:アンリアルライフの実態

【1】"アンリアルライフ"の実態
「アンリアルライフ(ハルと先生による共有□□□概念内での出来事)」は、いわばコンピューターがコンマn秒のうちに何万通りもの演算を繰り返す場のようなもの。
「外的因果に干渉(操作)」という、学者が求めている「正解」が出る(その結果が現実に出力される)ことをめざして、因果は繰り返される。

 

すみません、この説明をするためにいったん「因果」「外的因果」について私なりの見解を書いて良いですか???

このゲーム、割と「因果」の解釈が一番大事な気がするんで。。。

 

因果とは

辞書だと「原因と結果」と出てきますが、「この世の一連の流れ」と捉えた方が正しい気がします。

というのも、このゲーム的には「世界にも固有因果」があるらしいので、人間の意思や行動(原因)によって引き起こる結果のみが因果ではないと考えられるためです。

ここでは、「生死」「寝食」「腐敗」といった生物・有機物・物理法則上の規則の流れも「因果」と呼ぶべきかと思われます。

 

固有因果・内的因果とは

1つの概念(「私」「他人」「りんご」「世界」など)が持つ因果が「固有因果」だと思われます。

固有因果を分類すると、(1)「私」の因果である「内的因果」(2)「私」以外の因果「外的因果」…に分けられます。

※この記事での「私」とは、いま、まさに自分が自分だと言う実感を持っている「私」を指します。
ex:
もし並行世界に「私」と姿形遺伝子名前など客観的情報全てが「私」と同じ「私2」が存在していても、それは「私」ではない。今ものを考え、その私2を視覚している主体の「私」こそが「私」です。

 

外的因果とは

論文1枚目に「外的因果へ干渉可能になった2匹のミュータントマウスには、眼球が赤色になるという共通点があるようだ。」との記述があります。

ここで私が気になったのは、「なぜミュータントマウス(突然変異種)は2匹」生まれたのかという点です。

普通に考えたら、全く同じ性質の突然変異種が2匹も同じ時期に誕生するのは不自然です。

つまり、今回のこの突然変異自体が2匹同時でないと起こり得ない特性のものだと考えられます。

 

ということでまず、ミュータントマウスが干渉できるという「外的因果」について考えていきましょう。

一般的に「内的因果」と「外的因果」の関係性は以下のようなものかと思います。

これをさらに複雑化すると・・・

このように、「外的因果」とは「私」という概念以外の概念に付随する因果全てを指します。

そして「内的因果」とは、説明するまでもなく「私」自身の因果のことですね。

これはすなわち、他人にとっての「『私』の内的因果」は「外的因果」である、ということです。

見る視点によって内的か外的かが変わるだけであって、本質的には双方同じです。

 

下記図のように、「私」にとって、私以外の概念:赤矢印の先はすべて「外的因果」です。

共有□□□概念とは

さて、ここで「共有□□□概念」の登場です。

この概念についての詳細説明は作中にありませんが、おそらく2人2つの因果)の間に発生する「時空」のようなものを指していると考えられます。

※後々の考察で大事になるので書いておきますが・・・ここで大事なのは「共有□□□概念」は空想でも夢でもないということです。「非現実」ですが時空として「実在」はするのです。

誤字ってるけどゆるして

「共有□□□概念」の成り立ちは、実質「世界」と同じようなものです。

内的因果をもつヒト・有機物などという固有因果の集合体によって、世界が生まれます。

1人(1つの因果のみ)では、世界(共有□□□概念)は作れません。

 

ここまできたらなんとなくお分かりでしょうか?

なぜミュータントマウス(突然変異種)は1匹ではなく2匹出現したのかというと、

ミュータントマウスが突然変異で得た能力というのが、2匹で『共有□□□概念をつくる』ことであるためです。

 

え?なに?

ミュータントマウスの能力は「外的因果へ干渉できる」ことじゃないの?というみなさんの声が聞こえてきますね…

 

「外的因果への干渉」はあくまで結果論だと思われます。

順番としては

(1)「共有□□□概念」という特殊時空を生成し、そこへアクセスできるようになったミュータントマウス

(2)共有□□□概念内で何度も同じ結末の因果(環状因果)を観測したことで、クレイジーアイズ(因果特性無視の可塑性を持つ)が開眼。目が赤くなる。

(3)環状因果の耐性がついたことで、環状因果の改竄、つまり「外的因果への干渉」が可能になった

…という流れではないでしょうか。

 

言うまでもなくわかるかと思いますが、ハルと先生2人の世界:共有□□□概念という時空には通常の世界時空と違うところがあります。

 

*共有□□□概念内では、何度も同じ結末の因果(環状因果)を観測できる(つまり時空内で「ループ」している)

 

ゲーム内終盤で、先生が「食べなくても寝なくても、私たちは死なない」と言っていたことを覚えていますでしょうか?

また、研究(論文5枚目)によると、「二人の間に共有□□□概念の構築を確認」「内部に様々な生物・建造物を検知した。まるで空想の世界のようだ。」と明記されています。

つまりこの共有□□□概念は、空想のような脳内にしかないような世界ではなく観測可能な物質的世界であると認識するのが正しそうです。

(詳細は後述しますが、そもそもクレイジーアイズの発現条件は「(色覚細胞を持つ)眼球に同様の結末を繰り返し見せること」のため、物理的な「眼球」が共有□□□概念世界内にある状況でないと、クレイジーアイズは存在し得ない。概念的世界では網膜に映像を投射できない。)

 

そうなると、物質世界にいる2人の体も「肉体」であるはずです。

夢の中でもなく空想世界でもなく、肉体があるのになぜ寝なくても食べなくても死なないのでしょうか。

それは「共有□□□概念」世界の因果が実質停止しているためと考えられます。

 

ここでオリジナルの私(ハル)がいる現実を思い出しましょう。

元の世界線αの2人は今、踏切前で電車に轢かれる直前です。

共有□□□概念空間は「走馬灯」のようなもので、その「一瞬」が引き伸ばされた時空に存在しているとのことでした。

言い換えると、「踏切前で轢かる直前の二人の時間は、有限だが、無限と思えるほど長く限界まで引き伸ばされている』ということです。

因果とは、「この世の一連の流れ」です。つまり、時間が流れなければ因果は動きません。

この「共有□□□概念」世界を作っている「神」であるわたしと先生が、たった今、踏切の前でほぼ停止している時間状態であるため、「共有□□□概念」に流れている因果も「ほぼ停止」し、生死・寝食という因果の流れもほぼないのだと思われます。

 

因果がほぼ静止した世界の中で、環状因果を繰り返すと言うのも矛盾しているように感じるかもしれませんが、止まっているのはあくまで「世界」の枠です。

むしろ世界がほぼ止まっているからこそ、中にいるハルと先生にとっては実質「ほぼ無限」の時間内で生きることになります。そしてその、ほぼ進まない時間が尽きるまで何度も何度も、因果が紡がれていくのです。

外側から見たブラックホールの逆バージョンという感じです(伝われ)

 

共有□□□概念内の時空が拡張されている、というのはすなわち「現実世界では100万年かかるような膨大な仕事量を、共有□□□概念の時空を使うと1秒で終わらせられる」ことを暗に示しています。

これ、スーパーコンピューターが一瞬でありとあらゆる可能性を演算する様子に似ていません????

論文4枚目:共有□□□概念はまるで宝の山だ。これまで難しいとされてきた因果操作の研究が急速に進んでいる。

因果学は飛躍的に進歩するだろう。

コンピューターの登場で人類の技術が爆上がりしたのと同じ現象が、因果学でも起きているというわけです。

 

長々と書いてきましたが、要は本来であれば何万年単位規模の記録を集計・解析しなければ解明できないような「因果」の統計が、時空的制限が実質ない「共有□□□概念」の誕生によってコンピューターが演算するかのように一瞬(現実世界上)で行えるようになったということです。

共有□□□概念によって、本来生き物が生きている間では見切れないほど膨大な回数の環状因果を眼球は見ることができるようになり、「クレイジーアイズ」が発現。環状因果をメタ視点で観察できるようになったと言うわけです。

(クレイジーアイズの能力がなければ、そもそも繰り返される因果を観測・認識することすらできないはずなので、このあたりの話は表裏一体ですね。)

 

…ちょっと話はズレますが、「特異点」の解放条件にフラグ立てが存在せず、ただ確率の運ゲーなのも、上記と関係している気がします。

「環状因果から抜け出せる確率はほんのコンマ以下の確率だが、確かに環状因果を抜け出せる因果は存在している」というこの状況を示すために、「コンマ以下の確率で特異点に立ち合える」というシステムにしたのでは?と思います。

合ってるかは知らん!!!!

 

共有□□□概念において、通常の時空とは違う点はもうひとつあります。

それは、見かけ上「私」が2人いる状況になることです。

私βは「オリジナルの私の外的因果」に干渉し、実質自分の因果(内的因果)をも改竄できてしまうのです。

クレイジーアイズが干渉できるのは、本来外的因果のみですが、共有□□□概念という形になることで現実世界の私の改竄ができてしまうわけです。

 

2:「過去を見る力」について

【2】「過去を見る力」について
ハル・先生の能力は「モノの記憶を見る力」ではなく、正しくは「繰り返された過去(環状因果)を「視」る能力」である。
そしてこの能力は共有□□□概念内(アンリアルライフ内)で最初から作動していたものではなく、何万回もの「失敗(環状因果)」を「視」て、クレイジーアイズ同様の能力が開眼したことで身についた能力である。
けして「ゲームをおもしろくするための便宜上設定」ではない。

 

過去を見る能力=クレイジーアイズと解釈した理由

論文引用:

「外的因果へ干渉可能になった2匹のミュータントマウスには、眼球が赤色になるという共通点があるようだ。(=クレイジーアイズ)」
「クレイジーアイズの眼球は、網膜に因果特性無視の可塑性を持つ色覚細胞があるのかもしれない」

「眼球が赤くなるのは後転的なものであり、同様の結末を繰り返していくうちに因果の観測が可能となり、因果への耐性ができる」

※以降、赤い目のミュータントマウス(クレイジーアイズ)と同様の能力を持つ眼球のことも、便宜上「クレイジーアイズ」と呼びます。

まず大前提として…

人や生きものが生まれ死ぬという繰り返しの因果から逃れられないように、因果というものは「環状」(同じことのくりかえし)が基本です。(環状因果)

そして先述したように、ハルと先生は環状因果を何度も測定しクレイジーアイズが発現しうる環境:共有□□□概念にいます。

つまり、プレイヤーが「つい10分前の過去」だと思って見ている映像は、クレイジーアイズの「可塑性のある色覚細胞」に記憶された環状因果(何度も繰り返された「10分前」の集合体)とも考えられます。

また、ゲーム内で2人は実際に「力」のおかげで旅を成功させ、現実世界の電車を止めることに成功しています。(=外的因果に干渉している)これはまさに「クレイジーアイズ」の能力では?

 

懸念点

「クレイジーアイズなら『物に手を触れる』必要ないんじゃないんか???おん???」と詰められてしまうと、私は唇を噛み締めて俯くことしかできません。

一応辻褄合わせを列挙しておきます!!!

・メタな発想になってしまうが、ゲームという使用上、なにも触れずにバンバンその場の過去(因果)が見えてしまっては謎解きが簡単になりすぎてしまう。
「物に手を触れる」という行為で「この場所の過去因果にアクセスしよう」と集中することで因果を見ることができる、という裏設定がある可能性。

・モノに触れる時のほか、なにかを考えたりする時に「目を瞑る」モーションを取っていることこそ、「今、目の前の光景」ではなく網膜の色覚細胞に何度も投影された過去の光景の再現に集中している証明

・「すべてのモノの記憶を見ることはできない」という理由で、195がガイドを出しているモノ以外には触れても何の記録も見ることができない仕様になっている。それはなぜ?なんで見れないものがあるのか?

>論文引用:クレイジーアイズは、環状因果の分岐ポイントに到達した際、ある結末誘導に対する耐性を持つことができる。」→ハルは環状因果の分岐ポイントが存在する場所でのみ、過去の光景を見ることができていると考えられる。すなわちハル・先生の能力は「モノの記憶を見る能力」ではなくクレイジーアイズによるもの。

 

「外的因果へ干渉」する力

学者たちの目的はたくさん「演算」することではなく、「外的因果を操作できるようになること」です。

学者たちが求める「正解の答え」が出た時、つまりこのお話の場合「電車を止める」という「外的因果へ干渉する因果」にたどり着くために、何度もループしているというのがこのゲームの裏設定なのかなと思います。

そして「クレイジーアイズ」こそが、外的因果に干渉できる唯一の方法です。

外的因果へ干渉できるようになるまで、すなわち2人にクレイジーアイズ(ゲームでは表面上「過去を見る能力」となっている)が発現するまでは、幾多の環状因果を観測していたということになります。

つまり「トゥルーエンド(外的因果への干渉成功)」を迎えるまで、共有□□□概念内でハルと先生は何度も「失敗」していたということ。

 

といっても、その失敗というのはこのゲームにある4つのエンディングのうちのバットエンド3つのことだけではありません。

このゲームで描かれているシナリオ(因果)はすべて、環状因果を経て「過去を見る」能力(クレイジーアイズ)発現以降の姿です。

このゲームでパッケージされている時間軸よりはるか前…「過去を見る力がない状態のハルが、先生にも会えず、「死にたい自分」に負け自殺する」時代の環状因果が「失敗した失敗した失敗した失敗した…」なのです。

だからこそベルの飼い主は、共有□□□概念内での実験スタート以降、ここの因果のことを「悪魔のような因果」と表現しているのでしょう。

※先生が「自殺しなければ死なない」ということをなぜか知っている点からも、おそらくどちらかが自殺したパターンの過去の環状因果が数多く存在してきたのだと思われる。回想シーンで先生がつきおとされた屋上は、学校の屋上ではなく、おそらくゲーム内マップでハル(プレイヤー)が行ける場所ではないところの屋上っぽい?設定的には、幻想図書館前に通る謎のマンションの屋上とかだったりするのかも。

 

何者かの死体らしきものが積み上げられた「特異点」の部屋で、マリーが「貴方にはこの子が見えているの?」と誰かに向かって言っているのは、まあそういうことでしょう。

また、「たった1つの幸福のために 悲しみを繰り返せる?」「沢山の人の幸福のために...  誰か1人が不幸になってもいいって思う...?」というセリフこそ、この「アンリアルライフ」を体現しているのかな〜と読めます。

おそらく前者は、電車に轢かれないという現実世界のトゥルーエンドにたどり着くために、非現実で世界何万・何億回もハルが死ぬ環状因果を繰り返すこと。

後者が、ハルが苦しむことで実験が成功し因果学が進歩することで、世界の因果を操作できるようになり多くの人が恩恵を受ける未来のことを指しているのかなと思われます。

ラスト:くじらの支配人にお別れの挨拶をした際、「自分の因果を、自分で導いていってください。では、お元気で。」と言われているのも意味深ですね。因果を操作できる力(クレイジーアイズ)がハルにあることを知っているからこう言っているとも取れます。

 

もし私が作者だったら、ふつ〜に「因果の観測」は「データを積んだ脳にシナプスの回路が出来て引き起こされるもの」っていう設定にしちゃいそうです。
でもこのゲームはあくまで視覚!!記憶とか脳ではない!!!体得するんじゃ!!!という作者さんのこだわりがある気がする・・・

どこでもドア(正式名称忘れた)で移動する時とか、精神状態が危うい時、画面にエフェクトがかかると思うのですが、それがいわゆる「ハルが何重にも重なって見えるエフェクト」なんですよね。これが偶然なのか、それとも意図的なのか・・・

 

「記憶喪失」だけど「過去を見て」ゲームクリアを目指す、という触れ込み自体が、「環状因果」の中を彷徨う「クレイジーアイズ」の比喩っぽくない??私は直感的にそう思ったけど??みんなはどう思う???

過去(因果)を「見」ているのは「特殊能力を持った脳」ではなく「眼球の色覚細胞」というのがこのゲームの世界観のミソな気がします。

 

3:ヘキサマインド社の目的

【3】ヘキサマインド社の目的
「アンリアルライフ」は、「非現実(共有□□□概念)」から「現実(踏切前)」という外的因果に干渉し、「約束された結末(電車に轢かれるという環状因果)」を変えることができるか、という実験。
因果を操ることで「世界」を幸福にできるようになる未来を目標としている。

これは上記説明のままですね!!!

さきほどあげたマリーのセリフ「沢山の人の幸福のために...  誰か1人が不幸になってもいいって思う...?」からも、この実験は幸福のために行われていると踏んでよいと思います。

少なくとも現状、学者たちは「世界を操作」する技術を悪用するためにやっているわけではなさそう。

 

共有□□□概念にいたAIたちは、おそらく科学者側が行動をプログラムしたHTML的なもの+ハルと先生の共通価値観(創作物語の世界観)というデザインCSS的なものが組み合わさって出現してる感じなんですかね?

なんとなく登場人物全員が胡散臭い上に、特異点・真実を知ったプレイヤーほど「ヘキサマインド社関連=完璧な悪役」と感じてしまいそう。ですが、多分そんなことないんですよね。

現実と同じで、誰かにとっては悪人で、誰かにとっては命の恩人なんでしょう。

この実験自体も。

 

(5)残った謎

考えたものの、現状情報不足でよくわからないこと一覧。

あらゆるものを調べ、あらゆる人に話しかけまくって全部の会話ログを解放したらわかるのかな?

でも、私の予想だと、ゲームにはいってる情報全てを手に入れても「あえて分からない」ようにしているところはなんかありそうな気がする。(※何の根拠もない想像で喋っています)


 

・シュタインの「本気」
本気出してくれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
プレイヤーがまだ見つけてないだけで、「特異点」通過後の特殊ガチトゥルーエンディングがあったりする?
そこで本気だしてくれるの?

・意識のある動物はともかく、りんごやえびの個体因果はどうやっていじっているのか。

・論文が一部伏字になっている理由。
「ゲームだから」ではなく、おそらくハルには読めない言語(現実世界にはない言語)が使われているのかなと思うのだが・・・
そうなるとこの論文は現実ではなくこの非現実世界内で「文字」という文化が発生し、書かれたということになるが、果たして・・

・ふしぎな猫の存在意義。
交通事故にあった少年と関係ある説が強いっぽいけど、なんとも確証がない・・
確かに少年は瀕死状態だからこの共有□□□概念にアクセスしやすい状態の人間ではありそう。

・ベルの飼い主誰問題
「ベルの飼い主」は、他のキャラと違って明らかに中身が生身の人間っぽいんですよね。。
研究者側の人間だということは確定ですが、な何も知らない被験者でもないのになぜ「時間が永久に引き伸ばされた時空」という地獄へ乗り込んだのかさっぱりわからん。
またどうやってロールを抜けたのかも、現状手持ちの情報だと検討がつきませんね。。
あの論文があった部屋部屋は「仮想レイヤーv3,v2,v1」に該当する空間で、現実と非現実の間であり時間の進み方が違うとも考えられなくもないですが、明らかにベルの飼い主は「路地裏の家という共有□□□概念内で観測」しているっぽいんだよなぁ・・・
この辺りを踏まえると、ベルの飼い主は「□□□□□□(日本語6字)内に失踪中の博士(ハルの父親)」かもしれない。

・195がカラスを怖がる性格設定
冒頭とラストシーンから読み取れる設定ですが、これ何?単なるキャラ付けなのだろうか。

・マリーがやたらインテリア好きっぽい設定
195番通路とくじらをつなぐドアも、元は普通のドアだったらしいし、なぜか大きい電池をインテリアとして飾ろうとしていたり…
本当は別の用途があるけど方便で言ってるだけ?
なぜこの設定を入れ込んできたのかイマイチ読めない。

・先生がくじらに宿泊する際、管理人が先生に絵を描かせた理由
この共有□□□概念内では、先生にもハルの絵描きの能力が共有されているというのはわかるけど…
描かせる理由がよくわからない。

・なぜ先生はハルを電柱前で見つけた後、そのまま待たずにわざわざ学校でハルを待ったのか。
先生が学校でしたことといえば黒板で計算したのみ。せっかく合流できたのに、なんでまた再びハルと落ち会えなくなるようなことをする?ゲーム上では「現実世界の記憶を思い出させるため」みたいなノリだったけど…ならその場でハルを起こして一緒に学校行けば良くね?なんで青い本を置いて立ち去るという遠回りなことするの?????
「科学者側」の人間としてハルを学校に誘導する(「共有□□□概念内」をうろつかせて環状因果を観測・対抗させる)必要が何かあったのかな。
※それに私の理論(ハルの能力は、過去を見る能力ではなく、「共有□□□概念内」で繰り返された環状因果を見る能力)を踏まえると、あの学校の中で思い出した記憶は「共有□□□概念内の学校」での出来事ということになるんですよね・・・・(つまり現実世界の話ではないということ)(共有□□□概念内は現実世界の因果を引き継いているなどの設定があれば、もしかしたら現実世界の環状因果も見ることができるかもしれんが・・・なんともわからん)
クレイジーアイズ発現前の共有□□□概念内でハルは少年が目の前で死ぬのを目撃し、めっちゃいじめられるという運命を辿っていたのでは?「ハルがいた195番踏切」が消えて学校にも行けなくなったのはこのあたりが関係してる?先生が書いた学校の絵に×が書かれてた理由もそのあたりと関係してる??
どちらにせよ、現実世界でハルが電車に飛び込んだのは真実だと思うけど、その他の種明かしのエピソートが本当(現実世界の話)なのかは結構怪しい気がする。「共有□□□概念内」の過去の記憶を思い出しているに過ぎないのでは?「涼川桜」は今でも現実世界では研究者で、アンリアルライフ内では「先生」というロールをしていた説。

・幻想図書館の秘密書庫の鍵を先生が盗んだ理由が結局よくわからなかった。ゲーム上でもハル(プレイヤー)は秘密書庫に行けてないですよね。秘密書庫って地下のあの部屋じゃないよね?なんなんだろう…?

・ラスト:踏切に行く前に先生は準備があると言って一旦ハルと別れるが、その準備とは?
単にプレイヤーに黒板をチェックしにいく隙を与えているだけなのか。

・くじら支配人曰く、「先生は昨日半日滞在したのちチェックアウトした」らしいが・・・
ずっと夜の世界(時間・因果がほぼ進んでいない共有□□□概念内)で、何を以て「半日」と言っている???

先生が寝た回数?でも先生は「食べず寝ず」に慣れたと発言していたから、寝ていないはず…
(電車で幻の駅に向かう時も日数カウントがあったので、おそらく何かしらの定義はあるはず)

・先生が目覚めるタイミングとハルが目覚めるタイミング、えらいラグがあるけどなんで?
幻の駅から始まりの駅まで徒歩できた先生、おそらく現実世界の時間感覚でいうと数ヶ月単位で歩いていたはずなんだが…?

・先生が「以前実験で電車を運転したことがある」と言っていたが、これは何の実験???そんな実験普通ないだろ・・と思うが、多分意味はあるセリフな気がするんだよな・・・・

共有□□□概念が実験でつかえるようになる前、現実世界だけで「走る電車を急に止める因果を作れるか」実験でもしてたの??

・カセリの「変な夢」:「お話の続きはまた明日」が、これは誰目線の記憶なのか・・・・
ラスト、ハルが先生になって、「サクラ先生」と同じように読み聞かせをしているシーンがあるが、その教え子???時空列はおかしいけど、この共有□□□概念だったら未来からでもアクセスできないこともない気がする??
それとも、人間時代カセリがサクラ先生と同じように、ハルに読み聞かせしている可能性も・・?(カセリ=神楽坂博士説勃発)夫婦で同じような読み聞かせをする可能性はなくはない。

 

(6)さいごに

ここまでの文字数、12500字!W

ここまで読んでくれた人、いるのか分からないけどありがとう!

みんなの考察も待ってるぞい!!!!

 

*おまけ*

サムネ用に爆速で描いたハル(文字なし)

 

 

 

 

 

 

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