こんにちは、読書日和のお時間です。
突然ですが、今月をもって読書日和の更新は最終回となります!!!
詳細は明日8/1正午にリリースするおしらせをご覧くださいませ……。
この読書日和は2019年1月から今月までの4年7ヶ月間、毎月休まず更新していました。
そ、そんなにやってたんだ……!?
当初は大学図書館に入り浸っていたので、その読書記録として始めた投稿でした。
読書はもちろん、こうやってブログを書くことも大好きなので、仕事の息抜きとしてすごくちょうどよかったんですよね。
苦なくたのしくここまで続けることができました!
白森の趣味読書感想ブログをここまで読んでくださっていたみなさま、本当にありがとうございました!
本当は永遠に続けたいところですが、一旦今回で最終回ということで!
また更新できる日がくるかもしれないので、それまでおやすみなさい💤
23年7月#読書日和
1:新しいゲノムの教科書(ブルーバックス)
みんな大好きブルーバックスやよ〜〜!
本書では高校生物から大学院で扱うような専門知識まで網羅した教科書のような一冊です。
おそらく第1〜3章あたりが高校生物で習った範囲だった気がする…?本書を読んでいて「これ…進研ゼミでやった…!」が何度か発生しました。
最終章は正直かなりむずかしいので完全に理解するのは難しいのですが、それでもゲノム研究によってこんなことができるのか…!と読んでいてたのしい気持ちになれるので良いでしょう!
2:量子力学の多世界解釈(ブルーバックス)
みんな大好きブルーバックスやよ〜〜!(二回目)
本書の副題は「なぜあなたは無数に存在するのか」。
私の考察ブログを読んだことがある方ならなんとなく察しているかもしれませんが、私はこういった「世界が複数存在すると考える」話が大好きです。
創作の話とは違い、ブルーバックスではひたすら「理(ことわり)」で世界の解釈が表現されていきます。
ブルーバックスを読んで定理や理論に触れると、自分の中の想像力に火がついて「〇〇なら、こういう解釈もありえるかも?」と妄想が広がるのでとっても楽しいのです。
ほんものの理系の方には「事実を婉曲して妄想を作り上げるな!」とお叱りを受けそうだけど、許して!!!!
そう。考察オタクが行き着く先。それがブルーバックス。
アンリアルライフやドグラマグラが好きな方におすすめです!!
3:相方なんかになりません!3 (集英社みらい文庫)
お笑い大好きボーイ西橋くんとツッコミ役(?)の心春ちゃんの二人を描いたラブコメ作品!
3巻にして西橋くんの女の子の幼馴染登場です!!!!!!波乱の予感だネ……
登場する子たちが全員良い子なのがうれしくてうれしくて、白森は脳内にエンドルフィンが分泌されているのを感じながら読み進めました。
女子小学生ってフェルトで何か手作りするよね〜〜〜〜〜!
めっちゃわかる……私も小さい頃に父親にキーホルダーを作ってプレゼントした記憶がありますよ……。
私も海の家で友達とバイトして焼きそば食べたいヨ……。
また本巻では心春に出会う前の、まだ元気がなかった頃の西橋くんについて少し触れられています。
一見元気に振る舞っている人でも、人間みんな何かしら心に抱えながら頑張って生きているんや……!
心春、素直になるんやで。
いや、でもやっぱりこの性別を超えた「友達」の関係性がめちゃめちゃ私は大好きなのでずっとこの様子を見守ってたい気持ちもある……でも君たち……ねぇ……
わ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
4:ひなたとひかり4 (青い鳥文庫)
ひなひか4巻!表紙がかわいすぎるんだが…?(キモオタボイス)
引っ込み思案で自分に自信がないひなたちゃんが、なんとアイドルデビューですってよ!
前巻で大げんかをしていたひなひか姉妹ですが、無事仲直りできて白森おばさんもうれしいよ……❤︎
本巻ではまだ学校のお友達にアイドル研修生になったことなど一切打ち明けていないひなたちゃん。
実際に自分が芸能事務所に所属なんて話になったら嬉しくて言いふらしたくて仕方ないと思うのに、その辺りを弁えている(というよりもひかりの妹だということを隠していた時期が長すぎてただはしゃいでいられない)ひなたちゃん、中学生とは思えないメンタルコントロール力。
まあ、クラスには熱心なひかりのファンの子などもいますしね…こりゃあバレた暁には何が起きてしまうのやら…。
ひかりちゃんが本巻で体感しているように、芸能界は外から見たら煌びやかだけれども実際は泥臭くて厳しい世界。
だけどやっぱり、そんな世界でもつぶれずに輝く芸能人は永遠の女児の憧れよな…
白森も芸能人になってええか?
\いいよ〜!/
5:なんでも魔女商会29 ナナのバッグのメタモルフォーゼ(岩崎書店)
私が敬愛しているあんびるやすこ先生のなんでも魔女商会シリーズ最新作でございます。
まずこの写真をご覧くださいまし。
そう!表紙が第1巻のオマージュなのです!!!!!!
(自宅にあった第1巻は姉が小学生だった2004年当時に購入されたものなので、大事に読んでいたものの本棚との摩擦に負けてカバーが破れてしまっている…)
写真で伝わるかな?いま29巻を買うと表紙がキラキラホログラムだよ!!!!
私の心の中の女児もよろこんでいます!!!
というのも、なんと今年でなんでも魔女商会は20周年なのだそうです!
さいしょはシルクとコットンしかいなかったリフォーム支店にも、年月を重ねてナナがいるのが当たり前になってこうして並んでいるんですね……。
本作のすばらしさを端的に伝えるために、2文ほど引用させていただきます。
「大切なものほど、変わるけど変わらない」
「友情もきっとそう。どんなに背がのびても、おとなになっても、このきもちは変わらない」
この20年間の歳月で描かれてきたシルクとナナの友情は、これから姿形は変わりながらも、ずっと変わらず存在していくのです。
なんて美しい友情なのでしょうか…………?
あんびるやすこ先生…………ありがとうございます……これからも先生のすばらしい作品をせかい中の子供たちに届けてください……。