デレデレデ〜〜〜ン♪
デレデレデ〜〜〜ン♪
デレデレデ〜〜〜ン♪
ふぃぎゅあっと♡ソレ!
ふぃぎゅあっと♡ドリャ
ふぃぎゅあっと♡モ〜!
ふぃぎゅあっと♡ソリャ!
丸腰の読者に対して突然「ガチャガチャきゅ~と・ふぃぎゅ@メイト」を強制視聴させてしまい、大変申し訳ありません。
しかし、意味もなく歌唱したわけではない。先日「あること」に気が付いてしまったのだ。
驚かないで聴いて欲しい。
なんと私は、
歌い出し「ふぃぎゅあっとコール」の
ボーカル音程(主旋律)を
間違えて覚えていたのである。
「ふぃぎゅ@」は私のフェイバリットソングのひとつだ。CDを買い、小学生の頃から10年以上何度も繰り返し聴いている。あんなにもキャッチーなメロディなのにも関わらず、私はずっと勘違いしていたらしい。
私がどう勘違いしていたのか、簡単に説明しよう。正しい音程は「ふぃ→ぎゅ→あっ↑と↘︎」なのだが、私には「ふぃ→ぎゅ→あっ↓と↗︎」と聴こえていたのである。
・・・これでもよくわからない?
みんながそう言うと思って、正しい主旋律と、私の脳内が認識していた主旋律を書き出した。(下図)
正しい音程はこのように凸型の「ファ/ド/ラ」らしい。(ググった)
そして私の脳内音程を耳コピ(脳コピ?)したところ、凹型の「ファ/ド/ラ」だった。
・・あれ?
両方ファ/ド/ラ・・・?
音自体は同じ・・・・?
「ド」は「ド」でも、私の脳は、直前の音(ファ)よりも低い方の「ド」で認識していたようだ。そしてついでに左端の鍵盤をよく見て欲しい。正しい主旋律の音階は「C3」の段なのだが、私の脳内メロディの方だと1オクターブ低い「C2」なのだ。
(※ここは使用する楽器音源にもよる。ノーマルピアノの場合の主旋律音階はC4あたりな気がする。)
以上を総括すると、私がメロディラインだと認識していた音は、「ハモリ」としてメロディの後ろで鳴らしていた「1オクターブ低くて、かつ2音目の「ド」を一音目のファよりも低い方の「ド」を選択したパート」の音だったようなのだ。
なぜ私は一番聞き取りやすいボーカル(主旋律)の音階ではなく、ハモリの音に引っ張られてしまったのだろうか?困ったことに、実は私がボーカルの音階を間違えて覚えていることは今に始まったことではないのだ。20曲に1曲ぐらいの頻度で「後ろで流れているコードやハモリに引っ張られて主旋律の音を間違える」という現象が発生してしまう。
この「ボーカルの音程が拾えない」というのがすべての曲で毎度起こっていたら、それは「音痴」だろう。しかし私の場合は、あくまで20曲に1曲ぐらいの頻度であり、「伴奏による」のである。
「伴奏による」の例として、『M@GIC☆』(CINDERELLA PROJECT)を取り上げよう。
M@GIC☆は皆さんご存知の通り、田中秀和様作曲の神曲である。そして私はM@GIC☆以外でも、田中秀和の神コード進行楽曲だと、ボーカル音程が迷子になる確率が爆裂に高くなる。
私の場合、この曲のBメロ「進んでみよう 磨いてみよう」のボーカル音程が毎度『?』となり歌えなくなる。そしてサビの「まほうは」は、正しいメロディだと階段状に下がるらしいのだが(カラオケで音階バーを見て初めて知った)、私の脳は「語尾が上がっている」と認識してしまう。
私は昔から、電波ソングだろうとなんだろうとボーカルなしのインストver.を聴くことの方が好きだった。常時ボーカルメロディラインよりも後ろの音の方に気が向いているから、コード進行が複雑で予想通りの展開ではなかったり、ハモリが良い感じだと脳がメロディをすっぽかして違う音を追ってしまう癖が私にはあるのかもしれない。
また、私は「ガチャガチャきゅ~と・ふぃぎゅ@メイト」歌い出しの正しいボーカル音階を認識した今でも、ハモリに意識を向けたとたんに、ハモリを主旋律として認識してしまう。
(主旋ボーカルの音階が逆にハモリに聞こえてしまう。自分の認識間違えに気づく前、他人がふぃぎゅ@を歌っているのを聴いた時には「なんでこの人、コード?ハモリ?の音程で歌ってるんだろう」と思っていた)
この点を踏まえると、もしかしたら私の脳は高い音よりも低いオクターブの音を優先的に拾いがちな傾向もあるのかもしれない。(感覚器官の感度は人と比べることができないから難しいけれど)
この症状に、名前はないのだろうか。
私以外に、同じような現象が起きる人はいないのだろうか。