問題:白森が一番すきな季節はい〜〜つだ?
こたえ:秋
秋!!
最近窓を開けると秋の匂いがしてとても嬉しいです。
ピクニックにいきた〜〜〜〜い!
私と新宿御苑または井の頭公園でピクニックをしてくれる人を絶賛募集中です。
年中秋であってほしいよ・・・
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ドグラ・マグラ2万字考察【読書感想ブログ】
姉にゴリ押しされて『ドグラ・マグラ』上下巻(角川文庫)を読みました!!! 他者の感想文や考察を読んで影響を受けてしまう前に、私のまっさらな感想・考察をここに残…
6月ぐらいから書く書く詐欺をしていた「ドグラマグラ感想文」をやっと更新しました!
みんな読んでね!!!!!! 長いけど
ヨドバシカメラ公式YouTubeが、ヨドバシカメラの歌をアップしていたのでみんなにも聴かせてあげますね。
私はキッズが歌っているAkiba館ver.が一番好きです。
みんなはどの館のヨドバシカメラの歌が好き?
名古屋?
博多?
やっぱり新宿?
取り上げた本に政治・宗教・球団に関するものがあっても、
それは白森の思想・信条とは無関係です。
読んだ本の内容=白森の思想ではありません!!
もくじ
22年9月#読書日和
1:星界の報告 / ガリレオ・ガリレイ
この前、夜の帰路でふと空を見上げたら星がたくさんみえました。
空気が澄んできたからかしら…
サイタマで星が見えることってあんまりないので、ちょっと感動してしまいました。
私は中学生の頃にヨーロッパに行ったことがあるのですが、向こうはすごいんですよ……
高いビルのような建物もなく空が広い上に街灯もあまりないので、夜になると真っ黒な布に小麦粉をこぼしたような空が広がり、ピカピカ光っている星が数えきれないほど見えるんです。
光が多すぎてもはや「これは空ではなく、向こう側にビル都市があるのか?」と地上と空の区別がつかなくなるほどでした。
(夜道が暗すぎて、どこまでが道でどこからが草むらなのかわからなくなったことにも同時に混乱した)
中世のヨーロッパに生きた人たちは、現代日本に生きる私たちとは比較にならないほど星空が身近だったでしょうし、毎晩のように魅了されていたのでしょう。
そりゃあ望遠鏡も作って観測しますよ……
本書は本文も短めで読みやすいので、星に興味がある方はぜひ気軽なきもちで手に取ってみてください!
2:人はなぜ戦うのか / 松木武彦
武器や出土品などの考古資料をもとに、古代からの人類の戦いの歴史を考察していく内容です。
私はこの本を背表紙のタイトルだけを見て図書館から借りてきたので、当初はてっきり人間の醜い心理を分析していく本だと思って読み始めました。
実際は考古学の本だったので(※副題にはちゃんとそうかいてある)開始早々石器の話ばっかりでビビりました。
とはいえ私は化石などのお話も好きで、大学でも人類進化学の授業は取っていたので、「出土品」から当時の環境を類推していく内容は非常におもしろかったです。
「歴史の世界」として過去の世界のことを考えると、まるで当時の人たちと現代の私たちは全く別の生き物のように思ってしましますが、実際そんなにかわらないんだろうな……
人は戦いを繰り返す…
ニンゲン……オロカナリ……
3:イケバナ男子!(3)/ つくもようこ
発売は10/5ですが、私はイラストを担当しているので見本誌をもういただいているのです(自慢)
ゲラでも面白かったですが、やっぱり本の形になると『違い』ますよねぇ…
3巻でイケバナ男子はおしまいなので、まだ読んだことないよ〜という方にも1巻からぜひ読んでいただきたい!!
また発売日になったら記事を書きますね!!
4:ひなたとひかり(1 )/ 高杉六花
青い鳥文庫8月の新刊!
主人公のひなたちゃんは、人気アイドルとして生きる姉と自分を比較して「自分は平凡な人間だ」と「わきまえ」ながら生活しているシーンから物語がスタートします。
「自分は◯◯だ」という枠にはめて己の可能性を狭めてしまう心の動きは、おそらく自意識が強くなる小学校高学年あたりから生まれるものでしょう。
SNSで他人のキラキラばかりが目に付く現代においてはより顕著かもしれません。
しかしそれはとても勿体無いことです。
さまざまな経験を経て80歳ぐらいになってからそう思うならともかく、子供であればなおさら……
本書のメッセージが児童書の形で出版される意義をとても強く感じました。
姉の方に彼氏がいたので過激派厄介オタクである白森は最初キレてしまったのですが(厄介)、読み進めていくと彼氏がとてもいい人で全く嫌な感じがしなかったので許しました。(?)
許したどころかとっってもおもしろいので、ぜひ読んでいただきたい!
王道なストーリーだからこそ、「こうなってほしい!」という読者の期待が次々と叶えられていき、読んでいて気持ちがいいです!!!
5:トモダチデスゲーム(2) / もえぎ桃
青い鳥文庫8月の新刊!!
題名通りデスゲームのお話ですが、ただエンタメに振り切った作品ではないのです!
本巻ではSDGsや倫理の問題などかなり児童向けを意識した内容もストーリーに組み込まれています。
(ゲームリタイアのペナルティのひとつが「選挙・被選挙権の剥奪」なのもおもしろい。民主主義の終焉である…)
デスゲームという性質上、物語の緩急もつけなければならないなかで、この児童書サイズのページ内にお話を綺麗に収めるのはすごい難しいだろうなと思いました…
(私も以前デスゲームの漫画を連載していたのでよりそう思った)
一巻ではヤなやつだった天地くんが本巻ではいい動きをしていて、私はにっこりしました。
児童文庫はある種の「キャラクター文庫」だと思うので、やっぱり巻を重ねるごとにキャラクターの魅力が増していくとうれしいですね〜〜〜!!!!
トモダチデスゲームは2巻以降も続くということで、改めましておめでとうございます!
6:姫さまですよねっ!? / ソウマチ
本屋さんに行ったら平積みされており、そして担当イラストレーターがつゆりさん(まほうのルミティアのイラストを担当されていた作家さん。絵がSO CUTE)ということで買った本!
小学館のジュニア文庫大賞で大賞を受賞した作品だそうです。
起承転結の「起」から、姫さま2人がお屋敷の中をケンカしながらひたすら走り回るというぶっとんだ開幕に、丸腰だった私は目を剥きました。
た、たしかにお城全体を物理的に走り回ることで「日常紹介」にはなっているが…まさかそんな手段を取ってくるとは…!!
冒頭だけでなく全体の物語の構成やテーマの運び方、キャラクターの描き方もかなり異色。
「なるほど、確かにこれは賞に投稿された作品の中で目立っただろうな…」と思わず審査員面をしてしまいました。申し訳ございません。
文字!構成!というより、映像的な文章なので、絵コンテから描き始めるジブリっぽさを感じる小説でした。
7:サイキッカーですけど、なにか?(3) / 石崎洋司
「黒魔女さんが通る!」でおなじみの石崎先生のシリーズです!
本当は1巻から読みたかったのですが、本屋さんに3巻しか置いていなかったので、いきなり3巻から読みました。
児童書というものは親切なもので、途中の巻から読んでも問題ないように一章であらすじ説明をしてくれるので助かりますね!
(とはいえ、本作は登場人物がまあまあ多いので1巻から読んだ方がいい!!)(それはそう)
いきなり3巻から読んだマンですが、それでもやっぱり面白かったです。
「超能力」という題材の良さももちろんですが、やはり大御所先生の「筆力」を感じました……
限られた文字数内で読み応えを出す伏線の貼り方が絶妙ですよね……
普段、萌え声ライバーによる全肯定ASMRを聴いてヨシヨシされている私は「愛の爆弾」というワードに「アッッ」となりました。
反省します。(視聴をやめるとは言っていてない)