2023/8/13より活動休止

2022年7月#読書日和/近況報告

取り上げた本に政治・宗教・球団に関するものがあっても、
それは白森の思想・信条とは無関係です。
読んだ本の内容=白森の思想ではありません!!

気がついたら8月。

なぜ月末更新予定の読書感想ブログが8月1日に更新されているのか?

本日仕事の〆切があり、ついさっきまで原稿をしていたから

このHPにおいて私は創造主。

8月1日に更新した記事を7月31日に投稿したことにするなんて容易いこと・・・

そういうわけなので、今日は7月31日です。

みなさん、理解(わか)りましたか?

白森家に児童書専用本棚が設置されました!!!!

元々私の本棚は2つあるのですが、両方とも満杯すぎてどうにもならなくなったので、3つ目の本棚を用意しそちらに児童書を移し替えました。

やったね!!!!

本当に私が子供だったころは、もっと大きい本棚に児童書が詰まっていました。

しかし、私が高学年になったあたりで本の断捨離が行われてしまいまして。

幼稚園の時は毎月(隔月?)で絵本が送られてくるやつに入会していたので、結構な数の絵本もあったものの、今では跡形もなく……

『魔界屋リリー』シリーズも全巻持っていたのに…

まさか大人になっても私が児童書を読んでいるとは誰も想像していなかったからね、仕方なし。

私が6巻まで所持している『トリシア先生』シリーズが今年で20周年といまさっき知り、ビビりました。

私が初めて1巻を読んだのが6、7歳のころだったので、てっきりそのあたりからスタートしたものかと思い込んでいました…

ちなみに『トリシア先生』シリーズと『魔界屋リリー』シリーズは、両方小笠原智史先生がイラストを担当されています。

当時の私は「イラストが好み」という理由でこの本を手に取ったので実質イラストレーター買いです。(もちろん話も面白い)

やっぱり今見ても絵がかわいい!!!!!!!

色彩感覚の良さがカラー表紙で爆発しており、モノクロ挿絵ではベタ入れ技術の高さが光っています。

私はモノクロ原稿が苦手なので(よく漫画連載できたな…)、小笠原先生のモノクロ原稿の迫力を見習いたいですね…


令丈ヒロ子先生著の『ダイエットパンチ!』と『チョコブラウニーですなおに笑顔』。

『ダイエットパンチ!』はとにかくキャラがめちゃめちゃ魅力的。

だって生徒会長がボーイッシュ美少女で、いつもその横にいる副会長が白衣のフェミニン美少女(お名前が「由里子(ゆりこ)」)なんですよ・・・・・

こんなの…… 「最高」に決まってるんだよな……

そしてなぜか「由里子お姉様は白衣にこだわりがある」という設定が妙に記憶に残っています。

こういった話の本筋には関係ないディティール描写が、作品の奥行きをつくっているのですね…(自己完結)

『チョコブラウニーですなおに笑顔』は誇張無しで10年以上お世話になった本。

なぜかといいますと、小1から中3までのバレンタインでは毎年必ずこの本に載っているレシピでチョコブラウニーを作っていたからです。

もはやネットで検索すればいくらでもチョコのお菓子のレシピなんてあるのに、白森家では永遠にこのチョコブラウニーを作り続けていました。

なんなら姉は大学生になっても作っていた。

私は高校から手作り友チョコ配布をやめたのでしばらくご無沙汰です。

だけどこの記事を書いていたら作りたくなってきたな…

自分用に今度作ろうかな。

ちなみにこの児童書本棚は私のおふとんがある部屋に設置しました!

子供部屋再生の瞬間です。

私も名実ともに子供部屋おばさんになってしまいましたが、朝目覚めるとすぐに好きな本が視界に入るので非常に気分が良いです!!!!

今後この左隣にもう少し背の高い本棚が設置される予定なので、そちらに手持ちの絵本なんかを収納予定!

たのしみだね💖



さて。前置きが長くなりましたが今月の読書感想です。

気がついたら7月が終わっていたという事実から察せられるようにあまり本が全然読めていませんが、

児童書本棚をつくったということで、ここはひとつ!

もくじ

7月#読書日和

1:ドクラマグラ(下)

7月中に感想ブログを更新したかったが叶わず・・・
今月こそ!!!私の宇宙論と共に記事を書きます!!!

2:ララの魔法ベーカリー(1)メロンパン王子あらわる!

我らが青い鳥文庫の7月の新刊です!
「魔法」というキーワードがまず良い…私の女児心にささります。
私もいつか魔女とか魔法系のお話の挿絵をやってみたいですわ。

本作を読んでまっさきに思ったことは「めっっっちゃ読みやすい」です。
もはや児童書作家を目指す方は小林深雪先生の作品を教科書にした方が良いと言い切れるぐらい、読みやすいです。
「読みやすい?簡単な文章なんて誰でも書けるじゃん」と思った一般ピープルのそこのあなたは反省してください。
語彙や文章の長さなどを筆頭に、言葉のリズムや文章の流れ、物語の進み方などオールオッケーだったときに初めて「読みやすい」お話になるのです。
決して単純に「語彙をお子様向けにすれば良い」という話ではないのです。

お話のテンポも良い上で、キャラクター描写もバッチリで展開も突飛ではなく、しっかり説明するところは説明してくれるのでよみやすくて面白いです。(ビスコみたいだね)
さすが、作家を目指す少女の物語を書いていた(「作家になりたい!」シリーズ)作者様です。。。。

…私は感想文を書くときについ技術的なところばかり語ってしまう悪癖がありますね。
もちろん、というより本書はキャラクター然り物語然り最高なんですよ!!!!!
主人公姉妹とイケメン4兄弟がメインでお話が進んでいくのですが、またね、このキャラクターたちがみんな擦れてなくて善人しかいないので読んでいて癒されます。。。キャラ全員に好感が持てる。。。これってすごいことですよ。。。。。
小中高大で孤高の存在()だった白森は、非常にキキちゃんに親近感を覚えました。
こういうふうに読者が「親近感・共感」を覚えながらお話に没入できるキャラクターが登場するという、この一点をとってもこの本は素晴らしいです。
おもしろいのでみんな読んでください。

…あれ?そういえば前に私「児童文庫は仕事に関わるジャンルで感想言いづらいので控える」とかブログに書いたっけ…??
めっっちゃ感想書いちゃった・・・・
まあいっか・・・・

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この記事を書いた人

白森 さわ まんが家・イラストレーター

絵や文章をかいたり、歌ったりしながら生きています。

もくじ