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2020年2月#読書日和

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取り上げた本の中に、政治・宗教・球団に関するものがあっても、
それが白森の思想を反映している訳ではありません。
読んだ本の内容=白森の思想ではありません。(大事なことなので2回)

 

#読書日和 とは

白森が今月読んだ本をただひたすら紹介するだけの記事です。
「オススメの本」を紹介しているわけではありません。
『白森の読書記録用日記』だと思っていただければ間違いありません!

 

月末29日!閏年ですね!

 

さてさて

今月こそ児童書おばさん復活したかったのですが

できませんでした

 

悲しい…

ですが来月は諸事象あり、かなり児童書率が上がる予感!

 

みなさんもコロナ対策として、おうちにこもって読書しましょうね!

今回はちょっと時間があるので、いままでさぼっていたコメント付き!

 

読書日和#2月

1:きむら式童話のつくり方 木村裕一

私はいつも、借りる本を最初から決めたりしません。
大学図書館を一時間ほどぐるぐる歩き回って、本の人気や出版年に関係なく直感で選書しています。

本屋さんのように「売れ筋」の本が目に入りやすいといった状況でもありません。
アマゾンからオススメされた本を読んでいるわけでもありません。
自称読書通のオススメ!みたいな、なんだかむつかしくてえらそうな本を選ぶわけでもありません。
完全に自分の直感だけで選んでいます。
(大学が仕入れた本の中からしか選べない点では他者の意思も入っていると言えますが)

次で紹介する本「にほんごの話」にも同じことが言えるのですが、
この本には自分が潜在的に求めていたことが書かれていて感動しました。
何万冊とある図書館の本棚からこの本を直感で選んだ過去の自分を褒めたいね…

…ここまでまったく本の感想について触れていないのですがゆるしてください。
もうすこし喋らせて!

本との出会いは、人との出会いと同じで必然だったり偶然だったりすると思います。
図書館で現物の背表紙を見ながら選書する行為は、アマゾンで本を探すよりも
本当に自分が求めているものに「逢わされる」というか「縁」というか…
不思議な力を感じますね…
インターネッツで遠い場所にいる人と出会うのもイイけど、
現実世界で出会うことになった数少ない人との出会いには
電子世界ではなし得ない、なにかそういうものがあったりするんだろうなと感じました。(読書感想ブログ…?)

今回に限らず、ふと惹きつけられて選んだ本が
ものすごく面白い本だった経験がいままでになんどもあるので
もしかしたら本セレクターの神が、私の背後に、ひっそりいるのかもしれません…

…あれ…本の感想…

 

2:にほんごの話 谷川俊太郎

この本を選んだ当初はタイトルから察するに言語学的なお話が展開されるのか
…と思ってたのですが、全く違いました。

皆さんご存知、谷川俊太郎さんは詩や絵本などを書かれている方です。
文字としての日本語ではなく、音としての日本語に対する意識や
「名辞以前」をいかにことばである詩で表現できるかなど形而上学な内容となっております。
「名辞以前」というのは詩のみならず、芸術に携わる人間全員に共通する課題だと思うので
私にとっては非常に考えさせられる内容でした。
とっても面白いです。ぜひみなさんにも読んでいただきたい!!!

対談している和合さんとのスタンスの違いもはっきりみられて、
内容としても、2人の関係性もなんだかおもしろいです。

3:キャラ化するニッポン 相原博之

率直な感想。
「言いたいことはわかるけど、ちょっとこじつけてるところない?」
最初の数ページだけで「過激派だな」という印象を受けました。

日本人のなかに二次元的、平面のイラストやキャラクターを愛する感性が根付いているということはわかります。
その感性、価値観が日本人の生き方にも反映されることもある、それもわかります。

…ただちょっと視点が「キャラ化」一本になりすぎている部分があるのではないかと思います。

4:ユーモアのレッスン 外山 滋比古

日本語のみならず英語の「ユーモア」話も掲載されています。
ユーモアと言語の密接な関係を感じられる一冊です。
結局ことばというのは「音」と切っても切り離せないものです。
ユーモアは言葉の「意味」だけではなく発音・リズムなどにも関係があるので
ユーモアは国境を超えられない(翻訳が難しい)とのこと。
確かに。

高度な言語能力や共通の文化、知識がないとユーモアはわからないそうです。
その点で言えばブラックジョークとユーモアは通ずる部分がありますね。

クソリプを送る人とユーモアがわからない人というのは、同じ人種なんだなと感じました。

5:ヒットの崩壊 柴 那典

前半までは「当たり前のことしか書いてないじゃないか!」と半ギレで読んでいたのですが、
この本の本領は後半にかけての部分だったようです。

音楽業界と同様、漫画業界も「作品=複製可能なコンテンツ」に「お金を払う」価値がめちゃめちゃ下がってきています。
もはや無料で楽しめるのが当たり前。
曲、漫画という「作品」を「買って」楽しむという形式はもう成り立たなくなってきています。
商業作家の私が言うことでもないですが!

音楽はストリーミングや興行収入で「人気を得た」分だけ相応に回収できますが、漫画は難しいんですよね…
興行という複製不可能な生の体験、すなわち現代において「お金を払う価値がある」とされていることを漫画はできないから…
出版というマスメディアに乗っ取った形で漫画はつくられたのだからごく当たり前の話なんですけど…
ライブペイントはできるけど…音楽にはかなわない…
薄利多売ビジネスを改め、かつストリーミングやYouTubeのように「見られた分」だけ広告収入がもらえる仕組みができれば、少しはどうにかなりそうなものですけどね…

この本のキーワードは「ロングテール」「モンスターヘッド」!
私もモンスターヘッドを生みたいな(小並感)

6:岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。 ほぼ日刊イトイ新聞編