それが白森の思想を反映している訳ではありません。
読んだ本の内容=白森の思想ではありません。(大事なことなので2回)
読書日和#8月
1:くまのベアールとちいさなタタン おいしいおうち
これは私が小学校低学年(2005年頃)の時から読んでいる児童書です。
2000年に発行されたものだったのかぁ…
今回アマゾンのURLを貼るためにサーチをかけて初めて知った…
当時は新刊だと思ってたわ…
児童書は基本的に時代に左右されませんが、このシリーズは特に絵柄もスタイリッシュで、今見てもやっぱり古くないですね…
私の家には「くまのベアールとちいさなタタン」シリーズの第6巻までがあるのですが、
どのお話も動物たちの友情・家族関係が描かれており大変私好みです。
毎度ちょっとしたことでの人間(動物?)関係上でのトラブルが起きるので
「こういう感情、小さい頃はあったな〜」としみじみしてしまいます。
また非常にシンプルな文章なのにも関わらず、ものすごく想像力を掻き立てられるのもすばらしいですね…
文章から温度と匂いがする…
子どもごころを描ける大人の児童書作家さんって本当にすごいなと改めて思いました。。
2:まんが パレスチナ問題
この本は大学一年生の時に一度読んだものなので再読です。
読書日和的には初登場かな?
ダイレクトに宗教や人種のお話になるのでここでは感想は控えます…
3:パンダのポンポン
たべものの描写がとってもおいしそうだったり、個性的なキャラクターが登場したりと面白い本です。
表紙の装丁も、線画に合わせてぽこぽこしていてなんだかうれしい!
4:翔太と猫のインサイトの夏休み―哲学的諸問題へのいざない
この本の感想文を書くのはなかなか勇気がいるな…
わかってないことを書いておりましたらすみません…殺さないで…
この本では、猫の「インサイト」が小学生キッズの「翔太」に対して
「哲学的な問い」をするという会話形式で哲学的論議が展開されております。
中学生・高校生向けに書かれた哲学の本です。
「子ども向けに書かれた」内容であるからこそ、大人にとっては「むずかしい」、…というと語弊がありますね…
哲学はそもそも「理解する」「わかる」ものではない、というのもありますが…
「かつて自分で感じたことのある哲学的な問いを思い出してもらいたい」という筆者の言葉に全てがつまっていると思います。
死ぬまで何度でも読みかえして探究できる、
核心的な「哲学的諸問題」が取り上げられている本です。
これはほんとうに面白い本なのでみんなも読もう!!!!
物語展開のしかた(情報の出しかた)や最終章での裏切りかたに、
なんとなくゲームシナリオに近しいものを感じるなと個人的に思いました。
(本編内容とは全く関係ない感想)