2023/8/13より活動休止

去年の振り返りと今年のこと

明けましておめでとうございます!白森です。もう7日になってしまいました…はやい!

少し遅くなりましたが、去年の振り返りと今年についてぼちぼち書いていこうかなぁと思います!去年2020年は「虚無」で何もできなかった……という方が多いかもしれませんが、私にとっては意外と充実した年でした。

(良いことではないが)漫画の連載が5月に終わり、さらに大学もリモートになったため自由な時間が増えたので、いままで気になっていたけれどできなかったことを始めることができました!

ざっと列挙すると…

(1)課金制コミュニティの運用
(2)漫画動画を作ってYouTube・TikTokにアップ
(3)DTMを始めた(趣味)
(4)電子書籍で自費出版
(5)音声メディア(radiotalk)の更新開始
(6)note更新開始
(7)児童・女性向けイラスト制作・営業開始

こんなかんじかな。

(1)課金制コミュニティの運用

これはpixivFANBOXとFANS’のことですね!

いろんな事情で更新は終了してしまいましたが、ここでほぼ毎日日記を更新したことで文章を書く体力が大分つきました。FANS’の方は1日平均1000字ぐらい書いてたからね…

(2)漫画動画を作ってYouTube・TikTokにアップ

私は何かやりたいな〜と思っても色々考えすぎて結局やらない!となってしまうことが多い人間です。いわゆる「動く前に考える」タイプ。適度なら良いのですが、私はあまりにも慎重すぎるので自分でも「よくないな〜」と思っていました。

このYouTubeとTikTokは結果的に3ヶ月でやめましたが、とりあえずやってよかったです!やってみないとわからなかったであろうことをたくさん知れました。

あと、「苦労したからといって結果が出るわけではない」の典型を経験できたなと思います。意味のない(効率の悪い・方向性を間違った)努力はし続けても意味がないので、適当なところで切り上げて次に行く勇気は必要ですね。

(3)DTMを始めた

一昨年は華道という趣味を初めて、去年はDTM!

最近気がついたのですが、私は割と「勉強しないとできないこと」を、勉強して「できるようにする」ことに喜びを見出すタイプのようです。DTMはまず音楽理論から勉強しなければならず、決してお気軽なものではありません。だからこそやりがいがあった!時間があった2020年だからこそ始められた趣味でした。

(4)電子書籍で自費出版

たすシスとミミココのことです!同人即売会が中止になったから…というのもありますが、もともと以前から電子出版には興味があり色々調べてはいたのです。(例の考えすぎる癖によって行動には移してなかったけど)個人での出版だとやっぱり宣伝が難しいので、「誰もが出版社に頼らず作品で食っていける」ようになるのは難しいだろうな〜とSNS激弱作家の白森は思いました。自己プロデュースね……………(クソデカため息)

(5)音声メディア(radiotalk)の更新開始

私のことを5、6年前から追ってくださっている方しか知らないと思うのですが、私、めっちゃラジオが好きなんですよ。(知らんがな)今も激推ししてる番組が2つあるんだが私のオタクトーク聞きたい??話していい??え??興味ない???そう…

とはいえ残念ながら私はただのパンピーなので、ラジオ番組など持てるわけがありません。ということで個人でラジオ配信始めました。黒歴史臭がすごいですが、今の私が楽しいからいいんです!!!!未来のことを考えて何もできなくなるターンは一旦おやすみしてるんです!!!!!!

(6)note更新開始

noteもこれまた数年前から気になってはいたものの、(例の考えすぎる癖により)いろんな可能性を考えた結果なかなか手を出せずにいたもの。課金制コミュニティで1年間文章更新することで、文章を書くハードルが下がったからこそ去年12月からnoteをはじめることができました!成長かな?

(7)児童・女性向けイラスト制作・営業開始

これはあんまり表立ってやったことではないのですが…

漫画の連載が終わった去年夏あたりから、「私は約6年間男性向けで仕事をやってきたが、パッとしないよなぁ」と改めて自分の方向性について考えるようになりました。そして冷静に自分の絵を観察して、わかったことがあります。「私の絵には色気がない」。

私は男性向けコンテンツに出てくる美少女:すなわち「性的魅力のある美少女」を見ることが好きです。しかし、私は「性的魅力のある美少女」を描くことは得意でなかったのでしょう。

好き=得意、とは限らないということは198719378億年前からTwitterで言われていること。こんな簡単なことに今まで気づいていなかったなんて…

思い返せば、私の絵は初見の人に「少女漫画っぽいかわいい絵だね」と言われることが割と多かったな…ということで、「色気がない」「かわいい」という私の絵の特性が長所になる「児童向け」「女性(少女)向け」にもちょっとチャレンジしてみようと、心を新たにしました。そのため水面下では、去年夏ごろから児童向け作品を制作・ポートフォリオを出版社に送りつけたりしていました。他にも児童・少女向けのとある賞に向けて現在も色々準備しています。

とはいえ、もちろんECHIなおんなのこも好きなので、趣味では男性向けの絵も描き続けますぞ!!!いままで応援してくださった男性諸君ありがとう!!!これからもよろしく!!!!

去年考えたことと今年のこと

私は高校生の頃から一昨年ぐらいまで「人間は努力すればなんでもできる」「人生は自分の力で変えられる」という割と体育会系な思想の持ち主でした。ですが、20歳を超えて、改めて自分の置かれている環境や周囲を客観的に見るようになってから大分考えが変わりました。

結論から言うと「人間は適材適所ではじめて力を発揮できる」「人生にはそれぞれ『流れ』があって、努力で変えられる部分は決して大きくはない」と思うようになったのです。

良くも悪くも、生まれた瞬間から人はある程度決まった「人生の流れ」に乗せられてしまうもののような気がします。生まれ持った資質も環境もみんな違いますから。「流れ」を川に例えると想像しやすいかもしれません。世の中には、ゲームスタートした時から船も豪華で川の流れも良く、このまま流れに乗っていれば宝島に着ける人もいます。一方で船はボロボロな上に川の流れも荒く、天候も悪い人もいるでしょう。また好条件・悪条件問わず、自分の資質をうまく生かせる流れに偶然当たれる人もいれば、そうでない人もいます。

私はいままで「運良く」自分の得意な分野努力できる環境にいられたから「結果(=人生を自力で変える)」を出せていただけ、と思うようになった2020年でした。家庭環境然り私は恵まれている方だと改めて強く実感し、自分の力を過信していた過去の己を恥じました。。努力だけでどうにかなるのならみんな努力しています。恵まれすぎて平和ボケしていたキッズの考えでしたね…

(私より恵まれている人も腐るほどいるけどね。まああんまり人と比べてどうこう考えても無駄ではあるんだけど。。自分は恵まれている方でよかった〜とあぐらをかいている訳では決してございません。この辺りの話ってうまく書かないと、上から目線のように受け取られてしまいそうで難しいのですが…なんか…こういう「運」でしかどうにもならない部分の不平等って本当にやるせない気持ちになる………)

そして、叶う夢もあるし叶わない夢もあるという言葉の意味をようやく理解しました。数年前までは「叶わない夢はない!!!結果がでない努力は努力じゃない!」と思っていましたが…。なんだかちょっとかなしいですが、これが大人になるということなのかもしれません。

なるようになる、と言ってしまうと「諦め」のように受け取られてしまうかも知れません。ですがそれは違います。人生をこうしたい!ああしたい!と自分で理想を描くことももちろん良いのですが、その理想以外にも自分が幸せになれるルートは存在していて、目の前のこととしっかり向き合って人の繋がりを大事にしていればそのルートには自然と近づくことができると気がついた、というか…なんて言えばいいんでしょうね……流れに逆らって必死で船を漕ぐよりも、流れを味方にしながらも良い方向に進めるように適宜漕ぐ方が、良い結果も出やすいですし幸せになれるのかなと思います。

自分の意思だけで今の仕事(生き方)に着いた、という人は少ないのではないかと思います。なんとなく流れに乗って生きて、流された先に今の仕事があった、という方が多いのではないのでしょうか。昨今は「夢を持つ」ことが過剰に持て囃されているので「夢を持って働くこと」が良いとされがちかも知れません。ですが、私は「流された結果、やりがいを感じて働ける仕事」に就けているのであれば最高に幸せな人生だと思います。流される、ということは要するに「導かれた」ということでもあると思うです。結局働くということは自分がしたいことをするのではなく、社会に貢献すること、つまり周りに期待されたことをすることですから。そこに到達するまでに自分の意思があったかどうかなんていうのは関係ありません。

まあそんなわけで、私は現在就活をしながらも賞に出す作品も描いたりしています。どこで結果が出るかは…来年の今頃にはわかっているはずです。結果を出せたところ、つまり流された方向に幸せがある気がしているので、どんな結果が出るのか楽しみ!(もちろん運任せでなにもしない訳ではなく、できる限りのことはします!!)

自分の力だけでオールを漕いで目標に達しないと幸せになれない、と思っていた昔の私より、今の私は幸せです。

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この記事を書いた人

白森 さわ まんが家・イラストレーター

絵や文章をかいたり、歌ったりしながら生きています。

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