あくまでこのブログは筆者の「顎後退を改善するために考えてきたこと」を記すブログです。
筆者は、まだ顎後退改善途中であり「顎後退改善を達成した人間」ではありません。
顎後退改善を「目指している」ブログです。
また、顎関節症の方は自分でむやみに顎をいじらず病院に行きましょう。
この顎ブログを参考にして症状が悪化したとしても、筆者は一切の責任を負えません。
ご自分で顎について調べる際の「糸口程度」にご覧ください。
今回の要旨はいたってシンプル!
タイトル通り、「口呼吸は絶対に治せ」です!
ということで「鼻づまり」ではない人にとっては関係ない内容となっております。

…と言っても
その「口呼吸を治す」のが結構難しいんですよね…
また、口呼吸でなくても、花粉症の方には関係あるお話が出てまいります。
なぜ顎後退改善に口呼吸が関係あるのかは、もう私が申し上げるまでもないのでググってください。(丸投げ)
まあこのブログにたどり着いた方の半数はご存知かと思いますが…
キーワードは「低位舌」「顎舌骨筋」などです
口呼吸になる主な原因
まず、何事も「治す」ためには原因を知らなければなりません。
ということで、口呼吸になってしまう原因とパターンを書き出します。
A:年中鼻がつまっており、やむを得なく口呼吸になってしまう
B:花粉症で春(秋)は鼻がつまっている。
花粉症の時期に身につけてしまった「口呼吸癖」が、鼻がつまっていない時期でもやめられない。
C:昔、鼻炎or花粉症で口呼吸だった。
今はもう鼻づまりの症状はないが、口を閉じて呼吸する習慣をつけられない。
…まあ当たり前ですが、口呼吸の要因は
(1)「鼻がつまっている」
(2)「口周り・舌の筋肉が衰えていて口を閉じていられない」
の2つに分けられます。
※今回は「鼻づまり」の原因を「鼻炎」だと仮定して話を進めて参ります。
鼻づまりには
(1)生まれ持った骨格的に鼻が小さくて鼻呼吸が難しい
(2)アデノイドが肥大化しており鼻呼吸が難しい
といったパターンも存在しますが、それは私の手には負えないので割愛させていただきます。病院に行きましょう。
また、口を閉じられない原因として鼻づまり以外に
(1)出っ歯
(2)顎変形症
などが挙げられますが、こちらも私の手には負えないので割愛させていただきます。歯列矯正や手術以外に手がありません。病院に行きましょう。
ただし、歯並びが原因の場合は低位舌を改善すれば多少解消する可能性もあるので、ぜひ調べてみてください。
冒頭で「(顎後退云々の前に)口呼吸を治せ」と申し上げましたが、ここで少し訂正。
現時点では完全に口呼吸を治せなくても大丈夫です。
というのも。。。
口呼吸改善の順番は
(1)鼻呼吸をする(=鼻詰まりを治す)
(2)口を閉じる(=口が閉じられるように筋肉を鍛える)
(3)口呼吸改善!!
というステップを順に踏まなければならないからです。
現時点では(2)口を閉じることができなくても
ひとまず(1)鼻づまりさえ治せれば合格!!
「(2)筋肉の衰え」をどうにかして口を閉じられるようにするのは、顎矯正を始めてからでも大丈夫です。
口呼吸の悪循環
なぜ口呼吸は、現時点で完全に治せなくても大丈夫なのか?
(2)「口周り・舌の筋肉が衰えていてずっと口を閉じていられない」
…この「口周り・舌の筋肉が衰えている」という一文。
この顎矯正ブログを読んできた方なら見覚えがあるのではないでしょうか?
そう!!
顎後退の原因です!
鼻づまり→口呼吸→筋肉衰え→顎後退→筋肉が正常に動けなくなる→さらに筋肉衰え→さらに顎後退…
の以下悪循環ループ。
「衰えた筋肉をどうにかして、意識せずとも自然に口を閉じられるようにする(= 鼻呼吸を完璧に体得する)」と
「顎後退を治して筋肉を正常化させる(口周りの筋肉の衰えを改善する)」は
表裏一体の関係性でもあるのです…
鶏が先か卵が先かというだけであり…
長々書いてしまいましたが、以下まとめです。
*とにかく達成すべきなのは鼻づまり改善。
筆者の鼻づまりの治し方
ここで筆者の鼻づまり歴についてご紹介。
【0歳】
口呼吸だったかは覚えていないので不明…
親曰く「バブちゃんの時からずっと鼻水を垂らしていた」
生まれつき鼻炎だったと思われる。
【4歳】(幼稚園年中)
重度の花粉症に。
1日で箱ティッシュ1箱を消費するレベル。
ここで完全に口呼吸癖が定着したと思われる。
【9歳】(小学校3年生)
変わらず重度の花粉症。
学校でもマイ箱ティッシュが手放せない。
花粉の季節でなくても鼻の通りが悪い。鼻炎。
すっかり、立派なアデノイド顔貌へ成長を遂げる。
花粉症を治すにはヨーグルトが良いと聞き、この頃から毎日ヨーグルトを食べるようになる。
【11歳】(小学校6年生)
ヨーグルト継続3年目。
花粉症が若干軽くなってきた。
【14歳】(中学2年生)
ヨーグルト継続5年目。
花粉症だが、鼻呼吸が不可能なほど鼻がつまることはなくなった。
花粉症でない季節は、若干詰まっているものの鼻呼吸可能に。(=鼻炎自体も若干軽くなった?)
*この頃から口を閉じる/顎後退を治す研究をはじめ、今に至る
11歳以降から鼻詰まりが若干改善されているので、アデノイドが10歳を超えたあたりで改善された可能性もありますが、花粉症が軽くなったのは確か。
…ということで
私がとった鼻づまり対策はただひとつ。
ヨ ー グ ル ト
最近よく「花粉症にはヨーグルトが良い」と聞くようになりましたよね!
といっても、本当にヨーグルトが花粉症に効くのか、猜疑の目を向けている方もいらっしゃるかもしれません。
体質によるところもあると思う(特に日本人は乳糖の分解が苦手な人が多い云々)ので断言はできませんが、
ビフィズス菌を摂取して腸内環境を整えることは、花粉症に大きく貢献する可能性はあると思われます。
もちろん完全になおったわけではありませんが、鼻呼吸ができる程度には改善されたという意味です!

*ちなみに私が食べ続けたヨーグルトは、いたって普通:生協の「プレーンヨーグルト ビフィズス」です。
「生きて腸まで届く!」みたいなお高いものじゃないと効果がない、というわけではないと思います。
ビフィズス菌の質よりも継続することの方が大切なので、むしろ買い続けられる・お求め安い価格のものの方が良いのではないでしょうか?
ヨーグルトでなくてもビフィズス菌の摂取方法は様々あります。
ビオフェルミンSやR-1でも良いので、
鼻炎にお困りの方は、ダメ元でビフィズス菌摂取を年単位で続けてみてはいかがでしょうか?

三日坊主は論外。

あまりに重度の鼻炎の場合は手術を選択肢に入れてもよいかと。
→(追記7月26日)病院に行った結果、私自身が重度の鼻炎だと発覚したので手術を受けました
レポートブログはこちら
「手術はこわいから最後に悪あがきしたい」方またはそこまで重度の鼻炎でない方は
ヨーグルトチャレンジしてみると良いかと思います!
顎後退云々以前に、鼻づまり・口呼吸は健康や集中力、日常生活のパフォーマンスにも支障をきたすので絶対に治した方が良いです。

すぐに鼻づまりを治すことは難しいですが、根気強く頑張りましょう!