あくまでこのブログは筆者の「顎後退を改善するために考えてきたこと」を記すブログです。
筆者は、まだ顎後退改善途中であり「顎後退改善を達成した人間」ではありません。
顎後退改善を「目指している」ブログです。
また、顎関節症の方は自分でむやみに顎をいじらず病院に行きましょう。
この顎ブログを参考にして症状が悪化したとしても、筆者は一切の責任を負えません。
ご自分で顎について調べる際の「糸口程度」にご覧ください。
自分の顎を知る〜歪み方は千差万別〜
顎を本来あるべき位置へ戻す(矯正)前に、まず把握しなければならないことが2点あります。
2:自分の顎(頭蓋骨)の形(状態)

『顎の位置を把握?』

そんなのいいから!
はやくマッサージとか実践的なの教えてくれよ!

甘いぞ少年!!!
正解(歪んでいない頭蓋骨)を知らないと、現実(自分の頭蓋骨)の改善すべき点(歪み)を把握することができません。
言い換えると、「歪んでいない頭蓋骨」を把握してはじめて「自分の頭蓋骨はどこが歪んでいるのか」わかるということ。
自分の顎の歪み方を把握してはじめて「どこをどのようにアプローチするか」考えられるのです。
どこが歪んでいるのかもわからずにむやみやたらに顎をいじるのはむしろ逆効果。
ということで、「理想の頭蓋骨」と「自分の頭蓋骨」の状態を把握していきましょう!
頭蓋骨の把握
各々、自分が一番やりやすいように頭蓋骨の状態を把握してください!!
…と言いたいところなのですが、それではあまりにも丸投げすぎるので…
少し補足していきます。
「頭蓋骨」は、当たり前ですが『立体物』です。
よって、二次元:「頭蓋骨の正面・横の写真(図)を覚える」だけでは不十分。
三次元:「頭蓋骨の構造を把握して、脳内で3Dモデルをイメージできる・どのように顎が動くのか」把握できるレベルを目指していただきたいです。
もちろん完璧にイメージできなくても大丈夫ですよ!

「頭蓋骨(顎)をちゃんと立体物として捉える」意識を持てればOK!
「理想の頭蓋骨」を把握
一番手っ取り早いのは、「顎の位置が素晴らしい人の顔(頭蓋骨)を360度あらゆる角度から見まくる」です!!!
しばらく「理想の頭蓋骨」を観察する生活を続ければ、ある程度「理想の頭蓋骨」の3Dモデルを脳内に構築できるようになるのではないか、と思います。

いやいや…そんなことをしたら…
👮♂️🚓🚔🚨

様々な角度から撮られた写真や動画から「顎把握」するしかない…
となると、テレビやネットから確認できる顔:芸能人の方の顎を参考にするほかありません。
※1:顎後退の原因の一つに「舌筋の衰え」があります。ボイストレーニングを受けると、舌筋が鍛えられるので顎の後退は緩和されます。実際、歌手や声優さんは、顎の位置が良い人がとても多いです。逆に言えば、顎後退を治すと声が良くなるということです。

「自分の頭蓋骨」を把握
自分の頭蓋骨を3Dプリンターで出力できれば一番良いのですが、富豪でない限りなかなかそうはいきませんね…
自分の顎なので、実際にジロジロ観察&触って把握しましょう!!
顎だけではなく、頭(おでこ含む)・首(特に耳周辺)も同時に確認しましょう。
以下に、チェックポイントをいくつか置いておきます。
どう観察すれば良いのかわからない方はご参考までに。
YESorNOで確認してみてください!
【第1組】
1:鎖骨が埋まっている。(鎖骨がみえない)
2:顔を横に向かせても、首筋(胸鎖乳突筋)が見えない
3:口を閉じると、あごにシワ(ウメボシみたいなシワ)ができる
4:顔が間延びしている気がする(面長)
5:あきらかに自分は『アデノイド顔貌』『口ボコ』だ
6:顎のエラが、耳の付け根よりも後ろにある
7:顔ごと上に向ける→目だけ動かして正面の鏡を見てみても、『顎の裏側』が見えない。
…など
【第2組】
8:左右の頬骨の出っ張り方が違う
9:左右の口角の高さが違う
10:耳の高さが左右異なる
11:スムーズに開口できず、左右どちらかに曲がってしまう。
12:左右どちらかに偏って食べ物を咀嚼してしまう
13:寝る時、仰向けではなく横向き・うつ伏せで寝ている。
14:咬筋のコリ具合に左右差がある
15:側頭部を手のひら全体で覆ってみる→なんだか頭の形が左右対称ではない
16:乳様突起の位置が左右非対称
17:左右の目の位置(高さ)が違う
18:鼻筋が曲がっている
…など
【第1組】:「顎が後退していないか」の確認項目
【第2組】:「顎が左右どちらかにずれていないか」の確認項目
となっています。
YESが多い方は、顎後退または顎が左右どちらかにずれている可能性が高いです。
逆に、上記の項目に一つも当てはまらなかった方は、もうこのブログを読まないでください!!!!!!
あなたはこのブログを読む必要がありません!!!!!
さようなら!!!(激怒)(嫉妬)
歪みを自覚
なんとなく「理想の頭蓋骨」と「自分の頭蓋骨」を脳内にインプットできましたでしょうか?
立体把握能力には個人差があるので、なかなか掴めない方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、やはり自分の顎の歪みを正しく把握した方が顎後退矯正の効率は上がるので、ぜひ頑張ってください!!
顎(頭蓋骨)は多くの筋肉で覆われています。
顎変形症でない限り、顔周辺の筋肉のコリ・ねじれ・歪みを正せば、顎(頭蓋骨)の歪みは緩和されます。
(もちろん、顔周辺だけでなく全身の筋肉とも関係ありますが)
いままで「顎(頭蓋骨)の歪み」と書いてきましたが、「顎(頭蓋骨)の歪み」≒「筋肉の不調」であることが多いのです。
頭蓋骨の歪みはミリ単位の世界。
残念ですが、一朝一夕でわかるようにはなれないかと思います。
ですが、諦めずに日々頭蓋骨と向き合い続ければ、感覚でなんとなく「わかるようになる」と思います。(?)

ぼんやりとしたことしか書けなくて申し訳ない!!!

「感覚」の話なので、各自体得できるまで頑張ってもらうしかない!
次回以降は、流石にここまで感覚的なお話にはならないのでご安心ください!
それでは!